KC看護アカデミアブログ
こんにちは!
塾長の陀安です。
多くの学校で、オープンキャンパス(学校説明会)がすでに始まっています。
オープンキャンパスは、各学校が受験生に学校について知ってもらうために行うイベントです。
頻度はさまざまで、月1ペースで頻繁に行っている学校もあれば、年度末までに2〜3回行うだけの学校もあります。
その学校の受験を考えているなら、ぜひ参加してください。
ホームページやパンフレットを通じて知るのとは違う、「ナマの情報」を得ることができます。
合格すれば、3年間あるいは4年間そこで学ぶのですから、学校の空気に触れ、教員や在校生の雰囲気を肌で感じることは重要です。
また、ホームページやパンフレットには載っていないことについて質問できたり、最新の入試情報を得られたりすることもあります。
多くの学校では、「看護体験」を実施しています。新生児の沐浴、車椅子の移乗介助、採血などの看護技術の一部を、教員や在校生の指導のもとで体験することができます。
将来看護師として働く自分の姿を具体的にイメージすることができます。
それに加えて、ここからが特に重要ですが、自分の本気度を学校に伝えることができます。
つまり、オープンキャンパスに参加することは、「どうしてもこの学校に入りたい」という真剣な気持ちを学校に伝えることです。
面接では必ず、オープンキャンパスへの参加について尋ねられます。不参加がすぐに不合格につながることはありませんが、参加しなかった受験生より参加した受験生のほうが、「本気度」という点で好印象を与えるのは否めません。
また、オープンキャンパスに参加すれば、そのときの印象を「志望理由書」に書くことができます。
じつは多くの受験生が悩むのが「本校志望理由」です。「志望理由書」には必ず「なぜ本校を志望するのか」を書く欄がありますが、他の学校との違い、学校の特徴、自分にとって魅力的な理由などを書く必要があります。
ただ、正直なところ、多くの学校は、カリキュラム、教育環境、教育理念などに関して大きな違いはありません。よって、学校の特徴と言われても、、、と多くの受験生は頭を抱えるのです。
そこで重要になるのがオープンキャンパスへの参加体験です。肌で感じたナマの印象は具体的ではっきりしています。しっかり周囲に目を凝らし、メモを取るなりして、学校の特徴に関する情報を積極的に収集してください。
対応してもらった教員の名前と、教員との会話の内容をメモしておくのもよいでしょう。面接官がその教員になるかもしれません。教員にあなたのことを思い出させることができれば、他の受験生との差別化につながります。
オープンキャンパスは学校のことを知る機会になるだけではありません。
学校に、あなたのことを知ってもらう機会です。
日程を調べてぜひ参加してくださいね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。