KC看護アカデミアブログ

国語のワンポイント講座 記号問題の解き方

こんにちは!

塾長の陀安です。

 

設問の解き方のポイントについて、2回に分けてお伝えします。

 

この解き方は、「評論・随筆」と「小説(物語文)」のどちらにも共通して言えることです。

 

国語の設問には大きく分けて5つのタイプがあります。

1 漢字や四字熟語などの知識問題

2 適切な接続語などを入れる穴埋め問題

3 記号問題(選択問題)

4 抜き出し問題(書き抜き問題)

5 説明問題

 

このうち後半の3つを取り上げます。この3つが国語の問題の中心になっている場合が多く、配点も大きくなります。

 

記号問題(選択問題)は、正しい選択肢を記号で選ぶ問題です。

たとえば「傍線部で筆者はどのようなことを言いたいのか。次の中から最も適当なものを選び、記号で答えなさい」のような形式の問題です。

 

抜き出し問題(書き抜き問題)は、本文の一部分を抜き出して答える問題です。

たとえば「傍線部の筆者の気持ちを表現する20〜30字の語句を本文中から抜き出して答えなさい」といった問題です。

 

説明問題は文字通り、文章で説明する問題です。

たとえば「傍線部の理由を50字以内で説明しなさい」といった問題です。

 

 

今日は記号問題(選択問題)の解き方のポイントをお話します。

 

 

ポイントは3つです。

 

①選択肢を見ずに、まず本文だけから「自分なりの解答」を考えてみる。

 

選択肢はそもそもまぎらわしく作られています。いきなり選択肢を読んでしまうと混乱してしまいます。

 

だから、聞かれていることについて自分なりの解答を考えてから、選択肢の内容を確認するようにしてください。

 

まどわされないためには、自分なりの正誤基準を持つことが大切なのです。

 

 

②選択肢の内容が合っているか、間違っているかは、選択肢をいくつかの部分に分解してチェックする。(主語部分と述語部分、前半部分と後半部分など)

 

選択肢の内容をおおまかに確認するだけでは見落としが出るおそれがあります。いくつかの部分に分解してから各部分の正誤を判断するようにしましょう。

 

設問「傍線部はどのような状態になっていると考えられるか」

ア 「すべては変化せず、もとの性質を保ち続ける状態。」

イ 「バランスを保ちながら、置き換わっていく状態。」

ウ 「変化しているように見えて、ほぼ変わらない状態。」

 

たとえば上のような設問の場合、選択肢を前半と後半に分けて考えます。

 

アについて、「すべては変化せず」「もとの性質を保ち続ける」に分解します。そして、各部分ごとに正しいか間違っているかを、「自分なりの解答」と本文の内容から、判断します。どちらか一方が間違っている時点で、選択肢アは間違いだとわかります。イとウについても同様です。

 

 

③最終的な答えは相対評価(他と比べて、ましかどうか)で決める。

 

記号問題は、たいてい、「最も適当なものを選びなさい」になっています。

「最も適当」は「100点満点」を意味するわけではありません。

 

他の選択肢が30点、50点であれば、70点の選択肢が「最も適当」な選択肢になります。

 

「自分なりの解答」や本文の内容に完全に一致していなくても、他と比べてましな選択肢であれば、それを正解と考えましょう。


 

今日は記号問題の解き方のポイントをお伝えしました。

 

記号問題の正答率がよくない場合、3つのポイントのいずれかを押さえられていない可能性があります。

 

自分なりの解答のイメージを持たずにいきなり選択肢をチェックしていませんか。
選択肢をおおまかに読むだけで判断していませんか。
選択肢に100点満点の内容を求めていませんか。


 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は「抜き出し問題(書き抜き問題)」と「説明問題」について、解き方のポイントをお伝えします。